一人暮らしをする場合には、まずは住むところが大事です。
賃貸住宅を探すと思いますが、そのときには実家暮らしのときには気にもしなかった言葉がでてきます。
今回は
【一人暮らしの部屋を探す場合に知っておきたい「敷金・礼金」や「仲介手数料」と
一人暮らしに人気の中央線沿線「中野」エリア】についてお話します。
部屋を探すときにいきなりネットや雑誌を見て目につくのが「敷金」とか「礼金」の文字ではないでしょうか?
「何これ?」と一人暮らしをしたことがない人ならば、ちんぷんかんぷんです。
敷金についても余りにも不当に高い金額が話題になってマスコミに取り上げられることもあります。
テレビでもかなり報道されていました。
一方の礼金についてはあまり注目されることもありません。
これらを知らないで部屋探しをするのは良くありません。危険きわまりないです。
専門的な用語は理解してから部屋探しをスタートしてください。
そうじゃないと不動産会社の担当者の話を理解できないでしょう。
賃貸物件の借り手が家賃の支払いなどの債務を担保するために大家さん(貸し手)に渡すものです。
敷金は賃貸契約が終了したときに、借り手に債務不履行がなければ返金される性質のものです。
簡単に言えば大家さんに預けておくデポジットのようなものです。
ホテルにチェックインする場合も、部屋の飲み物を精算せずにチェックアウトする人もいますから
デポジットをとられます。あれと同じです。部屋の飲み物を飲まなければ全額返金されます。
飲んだらばその分を差し引かれるのです。
家賃の未払いや退去する場合の修繕費用や清掃費用が発生した場合はその金額を差し引かれます。
残りの金額は返金されます。
東京を中心とした習慣がある名残です。
大家さんに部屋を貸してくれた感謝の気持ちとしてお金を支払うということです。
そうした戦後の名残が今なお継続していることで意味不明です。
今後はなくなってくるだろうと思われる不同意産業界の悪しき伝統と言ってもいいでしょう。
意味のないものは支払いたくない……そんな人たちも増えてきます。
最近は供給過多になっていますから礼金がナシの物件も増えてきています。
礼金だった馬鹿にならない金額です。ゼロ物件を探すことをオススメします。
お得だから飛びつきやすいフレーズです。しかし、これも注意です。
小さい文字で別途○○がかかりますと補足説明があったりします。例えば保証金です。
または横文字で○○システム費用なんてものがあります。注意しましょう。
関西地方では敷金なんていう風習はありません。保証金・敷引きがあるのです。
退去する場合に○パーセント引かれて残りが返金されるシステムです。
広告は角から角まで目を通しておくのが賃貸物件を借りる場合の鉄則です。
お部屋探しを紹介してくれた不動産会社に支払う手数料のことです。
これも決まった金額ではなくて家賃の一カ月分のところもありますし、家賃の半月分のところもあります。
どうして、このように違っているのでしょうか?
国土交通省では仲介手数料を次のように定めています。
文言をそのまま引用すると「宅地建物取引業者(不動産会社)が貸主、
借主(あなた)から受け取る報酬の合計額は家賃の1ヶ月分以内とする。
貸主、借主の承諾を得ている場合を除き、それぞれから受け取る報酬額は、家賃の0.5ヶ月分以内とする」
となっています。
仲介手数料は不動産会社の利益の密接な関係があります。
これを半分にしたら儲けが半分になります。
ここにトリックがあります。残りの半分を何かの名目でお金を取られているケースがあります。
不動産会社はなんとは1カ月分を儲けようとしています。これは覚えておいたほうがいいです。
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